米国不動産豆情報米国不動産豆情報ここでは、ちょっと目に付いたアメリカの不動産関連のニュースや豆知識を行き当たりばったりで載せていきます。 1. 2005年1月24日 1)2005年住宅価格上昇幅は5%前後 米国住宅融資銀行連合が分析した2005年住宅売買予想によると年間13%上昇など過熱した2004年の住宅価格上昇率が、今年は固定金利の上昇により、全国平均でで5%前後と予想した。 昨年1年間のカリフォルニア地域は平均22.7%を記録しNO.1で、次がNYを中心としたニュージャージーが15.7%、アトランタを中心としたジョージアは14%の値上がりがあった。 また、今後の10年間は平均10%前後の住宅価格が上昇すると言う予測もある中で、米国第一の投資価値対象になる、と伝えた。 (アトランタの過去10年間の平均上昇率は7%である。昨年度は全国的な高騰にひきづられて上昇率が高かったが、史上最低金利も上向きになりつつある中、その上昇率は鈍化する見込みのようだ。ただ、この金利も歴史的に見たらまだ低い水準にあり続け、過去10年間の平均以上には上昇するという見込みらしい。ーリンロン88) 2)アパートのレントか、住宅の購入か 家を買った方が良いか、アパートを借りた方が良いかという論議で、CNNマネーでは12月16日、レント代とモーゲージ支払いに関する比較を発表して関心を集めた。(下表) 財産価値は抜きにして(元金の支払いは除いて)、アトランタ地域の平均アパート代は$770に対して、住宅購入時のモーゲージ(住宅ローン)金利支払いと税金の月間支払い高は$686であることがわかった。 元金支払い分を含めなければ、アトランタでは住宅を購入した方が安く、反対に西海岸ではレントの方が経済的だ、とCNNは伝えた。 レント代 一般住宅価格 購入時利子+税 アトランタ $770 $159700 $688 シカゴ $940 $270000 $1166 ダラス $700 $140000 $604 マイアミ $1189 $290900 $1252 ロスアンジェルス $1845 $450000 $1942 ワシントン $1481 $362000 $1559 (ということは、アトランタの賃貸料のレベルは、住宅購入価格に対してみると、高く設定されている=投資収益率が高い、ということになる。これは賃貸物件が比較的少ないせいか-リンロン88) 2. 2004年第4四半期 グレーター・ニューヨーク地域住宅不動産売買マーケット情報 2004年も活発なマーケット、価格は11%-22%アップ ニューヨークメトロポリタン地域の不動産売買市場は2004年も堅調に推移した。継続する低金利、金融、弁護士業界の雇用の拡大、マンハッタンでは新規供給の不足などが原因と考えられる。第4四半期の動きを見ると、あまり季節的な影響を受けないマンハッタンを除いてウエストチェスター、ニュージャージーは若干弱含みに推移し、中間価格は2~10%下降した。 ■今後の傾向 2005年は徐々に金利の上昇が予想される中、郊外を中心に小型物件の取引件数が増加するとともに価格の上昇が緩和すると考えられる。マンハッタンは引き続き新規供給が限られており、投資家の活発な動きが予想されるため、コンドミニアムは依然として堅調に推移すると思われる。 ジャンル別一覧
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